習近平中共中央総書記は20日、中国国民党主席に同日当選した馬英九氏に祝電を送った。
習総書記は祝電で「先生の中国国民党主席当選に謹んで祝意を表します。現在両岸関係は新たな出発点に立ち、重要なチャンスを迎えています。貴党とわが党は世界の発展の大勢、両岸同胞の幸福の大義に順応し、遠大な視点に立ち、相互信頼を深化し、良好な相互作用を果たし、引き続き両岸関係の全面的発展を促し、両岸関係の平和的発展の道を広げ、両岸関係を絶えず前進させ、両岸同胞の幸福と中華民族の復興のために共に手を携えて努力すべきです」と表明した。
馬主席は同日の返電で習主席の祝電に謹んで謝意を表明。「1992年に海峡両岸は『各自が口頭声明の形で1つの中国の原則の堅持を表明する』との共通認識にいたりました。わが党が5年前に台湾で政権に復帰して以来、関係当局は直ちに『1992年の共通認識』を基礎に、10年近く中断していた両岸の和解と協力を回復し、現在までにすでに19件の協定を締結しました。双方関係の大幅な改善は両岸の平和と繁栄の促進、両岸人民の幸福の増進に非常に大きな貢献を果たしました。両岸人民は共に中華民族に属し、炎帝と黄帝の子孫です。わが党と貴党が現有の基礎を踏まえ、引き続き両岸の交流と協力を拡大することで、一段と中華文化を発揚し、中華民族を復興し、両岸の永続的な平和と発展を促すことを希望します」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月22日 |