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トヨタなど世界三大自動車メーカー 決戦のカギは中国市場

 

興味深いのは、VWのヴィンターコーン社長がいう目標の前倒しはいつかということだ。12年の販売台数はトヨタが970万台、GMが929万台、VWが907万台だった。だがVWの販売台数統計には、マンブランドのトラックとスカニアブランドの商用車は含まれていない。これらを含めれば、12年のVWの販売台数は934万台となる。トヨタとGMは統計に商用車も含めている。

VWの18年に1千万台達成という目標は、ヴィンターコーン社長が07年に就任した時にうち出したもので、当時の販売台数は600万台だったことから、海外メディアからは疑問の声が相次いだ。だが12年には50%を超える増加率を達成。12年の934万台を基数とすれば、18年まで7%の増加率を保ちさえすれば、1千万台の達成はたやすいことだ。

メディアに発表されたデータを総合的にみると、今年上半期、VWの中国での販売台数は同約20%増加の154万台に達したが、重点市場であるユーロ圏での販売台数は同7%減少し、同じく重点市場の米国では4%減少した。GMの中国販売台数は157万台で、増加率はVWをやや上回るにとどまったが、米国市場ではより力強い伸びをみせている。トヨタのデータはまだ発表されていないが、VWがトヨタに挑戦状を突きつけ、1千万台の達成に向けて最初にスパートをかけるとしたことから考えて、今年下半期には三大自動車メーカー間の競争はさらに激烈なものになることが予想される。

ある分析によると、現在の三大メーカーの勢いから考えると、今年下半期には世界初の自動車販売台数1千万台達成に向けて各メーカーがラストスパートをかけるとみられるが、諸々の要因を総合的に考えれば、決戦は来年に持ち越されることが予想される。

海外メディアの報道をみると、VW内部では18年の目標を調整しつつあり、22年の目標設定の取り組みも始まっている。中でも目標達成に向けて最も重要な作用を及ぼすのはやはり中国市場だという。VWの計画によると、18年をめどに中国での年間販売台数を400万台に引き上げる予定で、そのために今後3年間で中国市場に98億ユーロ(約1兆2749億円)を投入して生産能力とネットワークを拡大するという(一汽VW、上海VWとの共同投資)。12年の販売台数は280万台、このうち中国現地生産車は260万台で、この年の中国での生産能力およびネットワークの容量が200万台だったことを考えれば、運営にはかなり大きな負荷がかかっており、限界に達していたといえる。ヴィンターコーン社長は、18年までに世界に新工場を10カ所以上建設し、このうち7つは中国で建設する予定だと話している。(編集KS)

「人民網日本語版」2013年7月22日

 

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