ノーボスチ通信(電子版)によるとロシア太平洋艦隊報道官は専門家の評価として、ウラジオストク近くのピョートル大帝湾海域での合同軍事演習に参加した中露艦艇乗組員と海軍航空兵は全ての任務を見事に達成し、高度の協調性と相互理解を見せたと指摘した。中国新聞網が伝えた。
北海艦隊の楊駿飛副司令官率いる海軍艦艇7隻の中国艦隊は5日にウラジオストクに到着。8日から始まった大規模な海上合同軍事演習「海上連合2013」には双方から軍艦や支援船20隻余り、飛行機やヘリコプター10機余り、将兵4000人余りが参加した。
同報道官は「中露海上演習合同指揮部は11日、演習の成果を詳細に分析し、各任務と各行動について双方の海軍将兵に対する評価を行なった。専門家は、両国海軍将兵は全ての任務を見事に達成し、高度の協調性と相互理解を見せたとの結論にいたった」と述べた。
また「中露海軍将兵は船舶の防御技能、危険エリアの強行通過、民間船舶の護送などの演習を行なった。中露の特殊戦闘部隊は海賊に乗っ取られた船舶を解放した」と説明。「中露海軍将兵は実戦に最も近い条件下で全ての演習と行動を達成した。演習のアクティブ段階は両国艦艇の海上閲兵式で完了した」と述べた。
同報道官は最後に「中国海軍のウラジオストク訪問はこれで7回目だ。2005年にロシア海軍太平洋艦隊艦艇と海兵隊が遼東半島で中露大規模対テロ演習『平和の使命2005』に参加した。2012年4月には黄海で大規模演習『海上連合2012』を行なった。中露合同軍事演習は両国海軍将兵を鍛えるよい学校となっている。次回軍事演習は2014年に中国で行なわれる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月15日
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