中国自動車工業協会は10日、今年上半期の自動車生産・販売台数データを発表した。それによると、今年上半期、中国の自動車生産・販売台数はいずれも1千万台の大台を突破し、それぞれ1075万1700台(前年同期比12.8%増)、1078万2200台(12.3%増)となった。人民網が伝えた。
うち、中国ブランド車の今年上半期の販売台数は356万6700台(13.2%増)で、乗用車販売総数の41.2%を占めたが、シェアは前年同期比0.2ポイント低下した。このことから、中国ブランド車の総合的な競争力は徐々に高まっているものの、その情勢は依然として厳しく、外資ブランドとはまだ一定の格差があることが伺える。
ドイツ車、日本車、米国車、韓国車、フランス車の上半期の販売台数が乗用車販売全体に占める割合はそれぞれ、19.4%、14.8%、12.1%、9.1%、3.2%となった。うち、ドイツ車と韓国車のシェアは前年同期比1.5ポイント増、1.3ポイント増となった。一方で、日本車のシェアは4.2ポイント減となり、国別で2位に順位を落とした。ただし、昨年9月と比較すると日本車の状況は大きく好転しており、上半期の市場シェアも月ごとに上昇しつつある。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年7月12日
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