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中国とベトナムを結ぶ海上航路、2年ぶりに再開

 

観光客200人余りを乗せた豪華クルーズ船「北部湾之星」号が2日夜、ベトナム・ハロン湾から中国に戻り、5日間にわたる国際クルーズ船の旅が無事終了した。中国とベトナムを結ぶ海上航路が2年ぶりに再開し、身分証明証を持つ中国人観光客は、クルーズ船でベトナム旅行を楽しむことができるようになった。新華社が報じた。

中国とベトナムを結ぶ海上航路は、今のところ、中国とASEAN加盟国を結ぶ唯一の海上航路となっている。広西チワン族自治区北海市とベトナム・ハロン湾を結ぶ同航路は、中国の北海銀灘や東興金灘(いずれもリゾート地)、ベトナムのハロン湾さらにはハノイのホアンキエム湖といった有名観光地を通過する。乗船の前日までに身分証明証を提示すれば、通行許可証がスピード発行される。旅券だけでベトナムに入国する観光客は、現地でビザ申請手続を行うことも可能だ。

現在、同航路は4日に1度運航しているが、今後は2日に1度に増便される予定という。また、将来的には新船舶を投入し、シンガポールやマレーシアを結ぶ国際航路や防城港・欽州をめぐる環北部湾航路を就航させ、広西北部湾の海上観光ブランドを全面的に構築する計画だ。(編集KM)

「人民網日本語版」2013年7月5日

 

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