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神舟10号 帰還モジュールの開船式を実施

 

神舟10号帰還モジュールの開船式で、ハッチを開く様子=6月28日

中国有人宇宙プロジェクト弁公室、中国航天科技集団公司は北京で28日午後、有人宇宙船「神舟10号」の帰還モジュールの開船式を実施した。開発部門の代表者らは、帰還モジュールが開かれるのを共に見守った。新華網が伝えた。

開船式は神舟の「生まれ故郷」である、中国空間技術研究院で実施された。「開船」の号令を受けると、関係者は「カギ」により帰還モジュールを開き、中の物品を取り出した。その後開船式の現場で、物品の引渡しを行った。

今回引き渡された物品には、神舟10号と共に宇宙を15日間飛行したもの、ドッキング目標機「天宮1号」と共に約630日間宇宙に滞在し、今回神舟10号の宇宙飛行士により持ち帰られたものが含まれる。安徽省・江蘇省・雲南省などの食糧・経済作物の種子、医学生物サンプルなどの科学実験物、北京市の小中学生が神舟10号の宇宙飛行士に送った手紙、一部の美術・書画などが引き渡された。開船式ではこのほか、かつて天宮1号に飾られ、宇宙飛行士が地球に持ち帰った「中国結」が展示された。(編集YF)

「人民網日本語版」2013年7月1日

 

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