6月26日午前、有人宇宙船「神舟10号」の3人の宇宙飛行士が、勝利を収めて凱旋した。中国国務院新聞弁公室は同日に記者会見を開き、中国有人宇宙プロジェクト弁公室主任の王兆耀氏、中国航天科技集団公司副総経理の袁潔氏、中国宇宙飛行士科学研究訓練センター主任のトウ一兵氏を招き、ドッキング目標機「天宮1号」と神舟10号の有人宇宙飛行任務の関連情報を紹介した。人民日報が伝えた。
王氏は記者会見で、次のように述べた。
6月26日午前8時7分、神舟10号の帰還モジュールは内モンゴル中部の着陸予定エリアに順調に着陸し、3人の宇宙飛行士が無事に降り立った。これにて、天宮1号と神舟10号の有人宇宙飛行任務が円満に完了し、「正確に軌道に乗り、正確にドッキングを操作し、合体したまま安定的に運行し、軌道上で健康的に滞在し、順調に無事帰還する」という任務目標を達成した。
今回の任務は十分な準備を経て順調に実施され、豊富な成果を得て成功裏に終わった。中国有人宇宙飛行任務の連戦連勝を実現し、プロジェクト第2ステップ第1段階の任務に完璧な終止符を打ち、今後の有人宇宙ステーションの建設に向け堅固な基礎を築いた。
今回の任務では、宇宙-地球が密接に協力し、正確な操作を実現した。特に3人の宇宙飛行士は成熟した技術で活躍を見せ、全過程が非常に順調に進み、完璧と呼べるほどだ。
「人民網日本語版」2013年6月27日
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