外交部（外務省）公共外交弁公室が17日に中国版ツイッター「微博「ウェイボー）」で、王毅外交部長（外相）の公用車が紅旗H7であることを明らかにし、大いに注目されている。これは長年滞っていた公用車の「国産車化」にとってスタートのシグナルであり、今後省・部級高官は紅旗を公用車に選ぶようになり、他の公用車も国産車化が進むと見られる。京華時報が伝えた。

■外交部長の国産車選択に称賛の声

「一汽紅旗」はこの情報を公式微博上で転載し、「紅旗H7は本日から王毅外交部長の公用車になりました。外交は鏡のようなもので、これは公用車市場の国内ブランド志向化の重要なシグナルであるのみならず、紅旗にとって国産車の技術を直接世界に示す最良のルートでもあります」と紹介した。

前外交部長の公用車はアウディだった。アウディは政府高官の公用車として北京でよく見られる。第10期、第11期全人代代表を務め、公用車改革を8年連続で提案した湖北省統計局の葉青副局長は昨日京華時報の取材に、外交部が率先して部長の公用車に紅旗を採用したことについて「素晴らしい。私が望んでいたことだ」と述べ、公用車国産車化の良い措置だと評価した。