李総理は20日、インド国民会議のガンディー総裁と会見した。
李克強総理は20日、インド国民会議のソニア・ガンディー総裁とニューデリーで会見した。李総理はガンディー総裁に習近平国家主席(中共中央総書記)からの親しい挨拶を伝えた。李総理は「両国の上の代の政治家と有識者の関心と支持の下、中印関係は急速な包括的発展の道へと足を踏み入れている。本日午前に私はシン首相と会談し、両国関係の一層の発展について幅広い共通認識にいたった。双方は一連の協力文書にも署名した。これによって中印戦略的協力パートナーシップの発展が力強く促され、団結・協力して共に発展を図るという中印の積極的なメッセージが世界に伝えられると信じている」と述べた。
また「1950年代、インド国民会議の指導するインド政府は新中国と国交を結び、両国関係に新たな歴史を切り開いた。中印は平和共存五原則を共同提唱し、60年間にわたり、これを国家間の付き合いと協力の重要な指導原則としてきた。インド国民会議が一貫して対中友好政策を堅持していることを称賛する。インド国民会議との友好的交流・協力を強化し、中印関係の発展に新たな原動力を注ぎ続けたい」と表明した。
ガンディー総裁は李総理に習主席への挨拶を託し、李総理が初の訪問国にインドを選んだことにインド国民会議を代表して感謝。今回の訪問の印中関係に対する重大な意義を高く評価し、訪問が前向きな成果を上げたことを祝福した。また「インド国民会議として引き続き印中友好関係の強化に努力したい。特に青少年を中心に両国民間の交流を一層深め、印中友好の社会的土台を強化し続けたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年5月21日
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