カナダの首都オタワでこのほど開催された観光フェアにおいて、中国は年内にも、ドイツを追い抜き、米国と英国に次いで、カナダにとって3番目の観光客源となる可能性が高いことが明らかになった。カナダが中国人観光客の旅行先のひとつとなった2010年以降、カナダを訪れる中国人観光客は年20%のペースで増加しており、中国人は今や、カナダを訪れる外国人観光客のうち、増加スピードが最も速い国民となった。人民日報が報じた。
カナダ政府観光局(CTC)駐中国事務所のDerek Galpin(高平)首席代表は、「今年、カナダを訪れる中国人観光客の増加率は25%前後、年間総数は延べ37万人に達する見通しだ。中国人観光市場の潜在力は限りなく大きく、今後さらに伸びていく可能性も極めて高い」と語った。
カナダ観光フェアは年1回開催されており、今年は1500人以上の業界関係者が参加、出展旅行機関は400社を上回った。このうち49社は、北京・上海・杭州・広州など中国国内の旅行社だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年5月20日
|