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四川地震:省政府が救援活動の進捗状況を発表

 

四川省政府新聞弁公室が23日に行った6回目の記者会見によると、四川省雅安市蘆山県で20日に発生したマグニチュード(M)7.0の地震による被害は23日正午までに死者193人、行方不明者23人、避難住民23万3191人に上った。被災地の通信、道路、電気は全面的な復旧段階に入った。人民日報海外版が伝えた。

■消毒・防疫を実施、救援隊は捜索を継続

23日正午までに今回の地震による被災者は199万人に上った。このうち雅安市の8県で被災者97万人、死者173人、行方不明者22人、避難住民18万6000人となっている。

全省でけが人延べ1万4818人が治療を受け、5985人が入院、4497人が退院した。医療チーム183組、医療スタッフ1799人を派遣し、救急車延べ4550台を出動した。防疫消毒面積は累計58万9100平方メートルに上った。

23日午前8時までに公安消防部隊は165人(うち生存150人)を捜索・救出し、6976人を避難させた。

武装警察部隊は廃墟の中から116人を救出し、けが人3980人余りを手当てし、2470人余りを避難させた。

23日正午までに震災との戦いと被災者救援に12億1000万元を拠出し、義援金3億2100万元を受け取った。テント4万300張、掛け布団15万9300枚、衣料品1万点余り、折り畳みベッド1万床、食品と飲み水2188トンを配給した。

■被災地の通信、道路、電気は全面的復旧段階に

22日午後4時4分までに全省の被災地の郷・鎮以上の緊急通信と一部公衆通信の開通に成功した。

道路は通行再開を図る段階から通行確保の段階へ移行した。

震災で停電した約18万6600世帯のうち、すでに96.3%に相当する17万9800世帯への電力供給が再開された。雅安市各県の主要道路、政府機関、救援指揮部、学校、浄水場、医療機関、臨時医療所、避難所への電力供給は臨時的措置を含めすでに再開された。

23日正午までに余震は3457回発生。このうちM4.0-4.9のものが21回、M5.0-5.9のものが4回あり、最大でM5.4に達した。

全省で農村住宅7万2400部屋余りが倒壊し、29万5600部屋余りが深刻な被害を受けた。(編集NA)

「人民網日本語版」2013年4月24日

 

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