外国の粉ミルク購入制限は、国産粉ミルクに対する中国人の信頼崩壊の反映だ。国内の乳製品企業にとってこれは恥辱であると同時に、チャンスでもある。外部環境の変化によって自社製品の品質を証明する機会が与えられたことを感謝し、しっかりと捉え、国内の消費者を取り戻すべきだ。
消費者の信頼を取り戻すには大変な努力が必要だ。国内の乳製品企業はまず誠実な経営、規範化された経営の意識を確立し、品質を企業の命と見なさなければならない。そうして初めて消費者は自分と子どもの安全と健康をゆだねる気になる。次に、全段階の品質管理システムを確立しなければならない。飼料から乳牛、生産、検査、輸送、そして最後の販売までの各段階を厳格にチェクし、コントロールし、安全でない要素は直ちに排除しなければならない。さらに、市民やメディアによる監督を進んで受け入れ、自らが担うべき責任を進んで担わなければならない。これと同時に、政府機関は監督・管理を強化し、厳格な規則・制度を確立し、検査と処罰を強化し、乳製品市場の健全で秩序ある発展を外部から確保すべきだ。
実は国内の乳製品産業は良い方向へと発展し続けている。国家品質監督検査検疫総局の楊剛副局長によると、国産粉ミルクの基準は低くなく、外国を上回る基準すらある。中国乳製品工業協会は国内の乳製品の品質の状況を迅速に把握するため、「毎月抜き取り検査計画」を行っている。2012年に行った11回の抜き取り検査の結果は、市場に流通している大手ブランドの乳児用粉ミルクは「100%合格で、安心して飲める」ことを示している。中国乳製品工業協会は、過去数年間の粛正と厳格な監督・管理を経て、国産乳製品の品質にはすでに質的変化が生じたと特に指摘。「社会は発展の視点で国産粉ミルクの品質を見直してほしい」と述べた。
購入制限措置を打ち出す国や地域は今後も増えていくかもしれない。国内の乳製品企業が自らを強化し、外国崇拝を打破してのみ、外国製粉ミルクへの依存という苦境から抜け出すことができる。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月12日
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