外交部(外務省)の華春瑩報道官は5日の定例記者会見で「中国は国連安保理が適切な対応をし、朝鮮の核実験実施に反対する立場を表明することを支持する」と表明した。
記者:朝鮮による3回目の核実験に対する制裁決議をめぐる国連安保理の話し合いの状況について教えていただきたい。
華報道官:朝鮮半島の平和と安定を守り、朝鮮半島の非核化実現に尽力するとの中国の立場は明確かつ揺るぎないものだ。中国は国連安保理が適切な対応をし、朝鮮の核実験実施に反対する立場を表明することを支持する。同時に、安保理の対応は慎重かつ適度で、情勢のエスカレートを防ぎ、朝鮮半島の非核化実現、核拡散防止、北東アジア地域の平和・安定維持に寄与するものであるべきだ。こうした考えに基づき、中国は国連安保理その他の場で関係各国と緊密な意思疎通や協議を続けている。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月6日
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