北京市統計局と国家統計局北京調査総隊が20日に共同で発表した統計データによると、2012年末時点の北京の居住人口は2069万3千人に達し、前年末に比べ50万7千人増加した。このうち北京で半年以上居住している流動人口は、前年末比31万6千人増の773万8千人。
北京市統計局の夏沁芳・副局長は「2012年は、北京居住人口の増加がここ数年で比較的少ない年だった。これは、人口集中と経済発展との関係性によるものだ。2012年の北京のGDP成長率は7.7%と、この数年の中で比較的低い年となった。このGDP成長率の伸び悩みが、居住人口の増加が鈍化したことに、かなり大きな影響を及ぼしている」と指摘した。
統計データによると、北京の居住人口の増加スピードは、2011年から鈍化の傾向を呈している。2011年末時点における北京の居住人口は、前年末比56万7千人(2.9%)増の2018万6千人。増加スピードは、2001年から2010年までの10年間の平均より0.9ポイント低下した。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年1月21日
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