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青海省、中国最大の太陽光発電基地に

 

中国の太陽光発電産業が厳しい状況に追い込まれる中、青海省は高原特有の太陽光資源というメリットを活かし、中国最大の太陽光発電基地へと発展した。同省では今年初旬までに、太陽光発電プロジェクト12件(計310メガワット)が国家送電網に組み込まれ、昨年の発電量は14.7億キロワット時に達した。人民日報が伝えた。

青海省はここ数年、エネルギー構造を積極的に調整し、新型クリーンエネルギーの発展を重視し、ツァイダムなどの地方で太陽光発電を発展させてきた。昼夜の発電量のアンバランス、送電網との接続といった、太陽光発電が抱えるボトルネックを解消するため、青海省はツァイダムにピークシフト発電施設を建設したほか、青蔵送電網(青海-西蔵)・青新送電網(青海-新疆)などの送電網を完備し、太陽光発電の集中的な系統連系に向け「高速道路」を構築した。

同省はまた、水・電気料金の価格的メリットを利用し、太陽光発電と「抱き合わせ販売」することで、太陽光発電量の地域を跨いだ消化を実現した。今年はゴルムドを試行地点とし、建物の屋根に太陽光発電設備を建設し、国家送電網との系統連系を目指す。(編集SN)

「人民網日本語版」2013年1月14日

 

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