外交部（外務省）の定例記者会見で27日、華春瑩報道官が質問に答えた。

　記者：新たに就任した日本の内閣官房長官が26日、新内閣は歴史問題において「村山談話」の精神を引き継ぐと表明したことについてコメントは。また、「慰安婦」問題について検討を重ねる必要があると表明したことについてコメントは。

　華春瑩報道官は「最初の質問だが、われわれは日本政府の姿勢表明に注意を払っている。日本側がしっかりとこの姿勢表明と約束を実際の行動に移すことを希望する。2番目の質問だが、「慰安婦」の強制連行は日本軍国主義が第2次世界大戦中に中国を含む被侵略国に対して犯した重大な犯罪行為である。中国は一貫して日本に対し、歴史に責任を負う姿勢で、侵略の歴史をしっかりと正視・反省し、被害国人民の感情を尊重し、歴史が残したこの問題を真摯に扱い、適切に処理するよう要求している」と述べた。（編集NA）

　「人民網日本語版」2012年12月28日