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中国、来年は神舟10号や嫦娥3号の打ち上げを計画

 

中国は来年、有人宇宙船「神舟10号」、月探査衛星「嫦娥3号」のほか、衛星約20基の打ち上げを予定している。中国新聞網が伝えた。

中国は19日未明、トルコの地球観測衛星「GK-2」を搭載したキャリアロケット「長征2号丁」を酒泉衛星発射センターから打ち上げ、今年の打ち上げ任務を全て完了した。

関連部門の責任者は、「今年、中国の打ち上げ任務は全て成功した。これは、中国の宇宙製品の開発水準がより一層高まり、打ち上げ・観測制御能力が強まり、中国の宇宙事業が安定的かつ急速な発展期に入ったことを意味する」と語る。

中国有人宇宙飛行プロジェクト副総指揮の牛紅光氏は第18回党大会期間中にメディアのインタビューに答え、「宇宙船神舟10号は、2013年6月上旬の打ち上げを計画している。3人の宇宙飛行士が再び天宮1号を訪問する。神舟10号の任務は、天宮1号に向けた宇宙飛行士往復輸送の応用任務となる。クルーは前回と同様、男性2人、女性1人となる可能性が高い」と答えた。

中国国家国防科技工業局の最新情報によると、月面着陸を行う嫦娥3号のフライトモデル開発は順調に進んでいる。各業務は急ピッチで進められており、来年下半期の打ち上げを計画しているという。嫦娥3号の任務には新しい技術が使われ、リスク・難度が高く、責任が重い。中国が地球外天体に軟着陸するのはこれが初となり、今後の深宇宙探査に向け基盤を固めることとなる。(編集SN)

「人民網日本語版」2012年12月19日

 

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