中国共産党の第18回党大会が新指導部を選出して成功裏に閉幕したことに、国際社会は高い関心を寄せている。多くの国々のメディアや政界関係者が、第18回党大会の成功裏の開催は中国の将来の発展にとって決定的意義を持ち、中共の新指導部は活気と活力に富み、その指導の下で小康(いくらかゆとりのある)社会の全面的完成という目標が実現されるに違いないと次々に指摘している。
朝鮮中央通信は17日「第18回党大会は中国の特色ある社会主義の発展における新たな一里塚だ。兄弟である中国人民は習近平同志を総書記とする中国共産党の指導の下、必ずや社会の安定を維持し、引き続き経済発展を促し、人民の生活水準を一層高め、小康社会の全面的完成という戦略目標を実現することができる」と指摘した。
タイのコーン・タッパランシー元副首相は人民日報の取材に「国内外の記者との会見での習近平総書記の談話は民のための執政、人間本位という中国共産党の理念を十分に示すものだった。第18回党大会の成功裏の開催は中国の将来の発展にとって決定的影響をおよぼす。中国共産党の指導の下で、中国が引き続き政治的安定、社会調和、経済繁栄を維持し、中国人民が中華民族の偉大な復興を実現することを信じている」と述べた。
ナイジェリア外務省国際組織局のアジア・太平洋地域担当者は人民日報の取材に「中国共産党の新指導部は活気に富んでいる。彼らは中国人民を揺るがす指導して、引き続き中国の特色ある社会主義の道を歩み、第18回党大会で定めた将来の発展の壮大な戦略目標を達成する。中国の台頭は世界を変えており、世界も中国の発展から利益を得ている」と述べた。
シンガポール紙「聯合早報」電子版は16日付トップニュースで「習近平総書記は15日、簡潔だが飾り気のない自信のある談話で、中国の今後10年間の幕を開いた」と報じた。
パキスタン紙「ドーン」は15日付社説で「習近平氏は初の新中国成立後生まれの中共中央総書記であり、先見の明がある指導者だ」と指摘した。
ベトナム共産党機関紙「ニャンザン」とベトナム通信社ウェブサイトは15日、中共の新指導部を目立つ位置で紹介。ベトナム通信社ウェブサイトは中共中央政治局常務委員および委員の氏名と、政治局常務委員7人の写真と簡単な紹介も掲載した。
スーダンの最大手紙は「活力に満ちた中国共産党の新指導部によって、中国は希望に満ちている」と報じた。
日本の大手メディアは16日、中国共産党の新指導部に注目。読売新聞と日本経済新聞は国内外の記者との会見での習近平総書記の談話の概要を紹介した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月18日
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