新しい中央委員会と中央紀律検査委員会は若々しくはつらつとした、発憤した、有望な、信頼に値する、活力に満ちた中央指導部であるとの認識で代表らは一致している。彼らは望ましい思想・政治資質、優れた活動実績、解放された思想を持ち、現実に基づく実務主義で、国情を熟知し、世界を理解し、現代的な理論思考と戦略思考の能力を備え、複雑な局面を御する能力に長け、人民のために働き、実務的で、清廉で、党内外から高く評価されている。
投票に参加した第18回党大会の鄭為文代表は「新たに選出された中央委員の多くは満票当選だった。彼らがわが党のエリート人材であることをみなが深く認めていることを示している。委員の相当数が基層の第一線、さらには辺境の苦しい地域の複数のポストで鍛え上げられ、かつ著しい成果を上げた人々だ。彼らはなおさらに一般庶民の立場に立ち、人民生活の困苦に注意を払うことができる。このほかに科学技術、教育分野の傑出した代表もおり、知識化、若返り、専門化が鮮明だ」と述べた。
新しい中央委員会と中央紀律検査委員会は党規約と組織手続きに厳格に従い、党内民主を十分に発揚したうえで発足した。中共中央組織部のある人物は「候補者の提案について検討する際、真剣な考察を行い、幅広く民意に耳を傾けて、徳の重視、才徳兼備、先進性、純正さを強調した。党員、幹部、大衆からの評価があまねく良い人物のみが、候補者提案リストに入ることができた」と内情を明かした。
新委員らは胡錦濤氏を総書記とする第16期、第17期中央委員会のずば抜けて優れた働きを高く評価し、深く敬意を表している。
新中央指導部はまさに中国が小康社会の全面的完成という目標を実現する「決定的段階」に入り、かつてないチャンスと試練に直面している時期に発足した。新委員らは「前人の事業を受け継ぎ将来の発展に道を開き、重大な委託に背かず、使命を辱めず、必ずや改革開放と現代化の前進を促し、小康社会の全面的完成という勝利を勝ち取る」と表明している。
第18回党大会は中共の歴史上、非常に重要な大会だ。第18回党大会は科学的発展観の歴史的地位を確立し、中国の特色ある社会主義の新たな勝利を勝ち取るという基本的要求を示し、小康社会の全面的完成と改革開放の深化という目標を確定し、新たな時代環境下で中国の特色ある社会主義事業を推進するための全面的計画を立て、党建設の科学科水準の向上について明確な要求を示した。
第18回党大会閉会式では党規約改正に関する決議を採択し、科学的発展観をマルクス・レーニン主義、毛沢東思想、トウ小平理論、重要思想「3つの代表」と共に長期間堅持しなければならない党の指導的思想として確立した。
慣例に基づき、党大会閉幕翌日に、新中央委員会が第1回全体会議を行い、新しい中共中央政治局とその常務委員会、および中共中央総書記を選出する。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月15日
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