中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁(第18回党大会代表)は11日、党大会プレスセンターが開催した「中国銀行の改革と科学的発展」と題する合同取材活動に出席した。周総裁は国外記者から提起された中国国内の「ホットマネー問題」についての質問に答え、以下のように語った。新華網が伝えた。
経済金融のグローバル化という現在の状況において、資本の流動は非常に活発だ。人民銀行はいわゆる「ホットマネー」に対し警戒を維持している。
ホットマネーという言葉は慎重に使用すべきであり、明確な定義が必要だ。人民銀行は、短期的・投機的に運用される流動資本を通常ホットマネーと呼んでいる。
ホットマネーが流れ込む原因の1つは、世界的に流動性が活発であるためだが、比較的顕著なアンバランスや突発的事件が発生しても資本の短期的な流動が生じやすい。もし短期資本流動に異常が見られた場合、我々はいくつかの管理手段を用意している。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月12日
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