中国共産党の第18回全国代表大会（党大会）が8日、北京で盛大に開幕した。党大会に国際社会は強く注目し、大手外国メディアは次々にタイムリーかつ詳細な報道を行っている。人民日報海外版が伝えた。

ロイター通信、AFP通信、AP通信など世界的通信社は同日、第18回党大会開幕のニュースを次々に流し、胡錦濤総書記の行った報告を紹介した。

米CNNは党大会開幕式について報道したうえ、特別番組「中国の未来」を放送。北京駐在記者が開幕式の様子や胡錦濤総書記の報告を紹介した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版（中国語）は第18回党大会に関する特別欄を設けたほか、「中国共産党の第18回党大会」を注目トピックの検索語に入れた。

英BBCは党大会開幕式を生中継したうえ、胡錦濤総書記の報告を英語に同時通訳した。英テレビ局スカイも党大会開幕式の盛況を報道。ウェブサイトでは党大会の開幕をトップニュースとして次々に更新した。

フランスの重要なニュース専門局BFM-TVは党大会の開幕をすぐに報道したうえ、胡錦濤総書記の報告の要点を画面下の字幕で報じた。フランスの主要日刊紙ルモンドは電子版のトップページの目立つ位置に党大会開幕の状況を掲載したうえ、報告の要点を報道した。同じくフィガロも電子版のトップページの目立つ位置で党大会開幕の状況を報道し、中国の政治情勢を分析した。

ロシアの主流メディアも党大会の開幕について幅広く報道。イタル・タス通信は開幕式の速報を流し、開幕式と胡錦濤総書記の報告関連のニュースを次々に更新した。また「第18回党大会は中国の継続的発展を確保するうえで重要な意義を持つ」と論評した。ロシア・ノーボスチ通信、インタファクス通信、ロシアテレビ、独立テレビ、ラジオ局「モスクワのこだま」、ラジオ局「ロシアの声」、コムソモリスカヤ・プラウダなども党大会の開幕について報道した。

日本のNHKは昼のニュースで党大会の開幕についてすぐに報道した。共同通信と時事通信の2大通信社は党大会関連ニュースを発信し続けた。

大会開幕時、韓国の各大手テレビ局、ラジオ局は北京特派員とつないで大会の実況を生中継した。韓国放送公社（KBS）テレビなど大手メディアは中国問題の専門家を招き、党大会の特徴と意義について解説した。中央日報、東亜日報など主流紙は8日、いずれも主要紙面に党大会関連記事を掲載した。（編集NA）

「人民網日本語版」2012年11月9日