北京メディアセンターは11月1日より、中国共産党第18回全国代表大会(十八大)に向けた対外的なサービスを開始した。今後しばらくの間、ここは各メディアにとっての「戦場」となり、また便利で快適な「記者たちの家」ともなる。人民日報海外版が伝えた。
▽各設備が完備、高速インターネットも
フランスのテレビ局「TF1」の中国側制作アシスタント、呉函諾氏は1日、報道センターを訪れ取材証を受け取った。呉氏は「十八大の記者登録が今年からオンライン登録になった。手続きが数分で済み、とても便利だ」と語る。
十八大の報道を行う記者は、記者登録から出席代表への取材申込、参観・訪問申請にいたるまで、全てオンラインで手続きを済ませることができる。
報道センターに今年初めて開設されたネットワークサービス室には24台のパソコンが設置されている。パソコンを起動してみたところ、1Gbpsの通信速度で、十数サイトを同時に開いても全く問題なかった。
このほか、室内にはマルチメディア公衆電話、携帯電話の充電ステーション、電源などの設備が完備されており、自分の端末からでもネットにアクセスできる。
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