外交部(外務省)の洪磊報道官は12日の定例記者会見で、釣魚島(日本名・尖閣諸島魚釣島)について中日が近く新たな次官級協議を行うことを明らかにした。羅照輝アジア局長の11日の訪日は、この協議に向けた準備のためだった。
羅氏は招待を受けて11日に訪日し、日本外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長と釣魚島問題について意見交換した。
洪氏は「両国外務省アジア局長が今回日本で釣魚島紛争について意見交換したのは、両国外務次官の新たな協議に向けた準備が目的だ。われわれは日本側が過ちを正す誠意と実際の行動を示し、協議の積極的な進展に向けて努力することを希望する」と述べた。
また「中日双方は9月25日に釣魚島問題に関する外務次官級協議を正式に始動した。協議で中国側は釣魚島の主権についての立場を厳正に再度表明し、日本側に過ちを認め、根本的に改めるよう要求した」「中国側は一貫して領土主権係争の交渉と交渉による解決を主張している。日本側の不法な『島購入』事件の発生以来、中国側は一連の実際の措置を講じて釣魚島に対する領土主権を力強く守るとともに、一貫して日本側に現実を正視し、係争を認め、過ちを正し、交渉による係争解決の軌道に戻ってくるよう促してきた」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年10月14日
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