民政部(民政省)と国家減災弁公室の18日正午のまとめによると、台風13号「啓徳」の影響で広東省、広西チワン族自治区、海南省で1人が死亡、2人が行方不明となり、52万6000人が避難している。広東省では33万8000人が避難し、家屋1400棟が倒壊し、2100棟が半壊または一部損壊。広西チワン族自治区では1人が死亡、2人が行方不明となり、10万6000人が避難し、家屋1800棟が倒壊し、8800棟が半壊または一部損壊。海南省では8万2000人が避難している。現在、具体的な被害状況について確認を進めている。
強い台風13号の影響で広西チワン族自治区は連日豪雨に見舞われている。特に南西部、南部、沿海部は降雨量が多く、深刻な災害が生じている。
広西チワン族自治区民政部門のまとめでは、18日午後4時半までに台風13号の影響で玉林市、北海市、防城港市、欽州市、南寧市、崇左市の6市26県が被災。126万1500人が被災し、直接の経済的損失は6億800万元(農業4億500万元、家庭4407万2000元など)に上る。
広西気象台は台風13号の残した雨雲と南西の季節風の影響で、自治区内の風雨は今後2日間続くとしている。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年8月19日
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