中露海軍合同演習司令部の関係者は25日「今回の3日間の海上合同演習では8項目の演習が行われる」として、その大きな特徴として次の4つを挙げた。新華社が伝えた。
(1)共同作戦
合同司令部の統一指揮下で共同計画、合同指令、共同行動を行い、兵力の編成と連携を高度に融合する。
(2)実際の兵力による対抗演習
航空兵と水上艦隊、水上艦隊間、水上艦隊と潜水艦などの対抗演習を実際の作戦プロセスに従い、昼夜連続で行う。
(3)海空一体化
作戦の流れに基づき、航空兵力、水上兵力、潜水兵力を組織し、一体化された作戦を実施する。
(4)システム作戦
各級司令部を中露双方の参加艦艇に設置し、全工程を情報指揮システムを通じて行い、情報化兵器を総合的に運用し、情報システムに基づくシステム作戦を組織する。
演習計画によると25日には対空、対潜、捜索・攻撃、捜索・救難、補給訓練を実施。26日は護衛、船舶乗っ取り対策、対海・対潜・対空実弾射撃を実施する。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年4月26日
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