モーターショーの重要度を測る上で、初公開車の数量が一つの重要指標となる。2012年の北京国際モーターショーには1125車種が集結し、うち世界初公開車が120車種(グローバル企業による世界初公開車は36車種、アジア初公開車は35車種)に達した。これらの企業の初公開車の多くは「中国専用」を強調しており、中国市場に対する重視が伺える。北京晨報が伝えた。
◆メルセデス・ベンツCLC
メルセデス・ベンツの新型CLCが本日、北京モーターショーで世界初公開された。同車種は2013年に中国で生産を開始し、北京奔馳(北京汽車との合弁企業)の新たな3ボックスカーとなる。
CLCはこれまでBLSと称されていたが、単なる呼称の違いに過ぎない。中国で生産される4ドアの同セダンはMFAプラットフォーム(新型Aクラスのプラットフォーム)を利用し開発された。海外メディアが極秘撮影した写真によると、同車種はスポーティーな4ドアセダンであり、デザインがCLSに似ており、「4ドアクーペ」と呼ぶことができる。
CLCはAクラス、Cクラスと同じ動力システムを搭載し、排気量1.6L、2.0Lのエンジンが含まれる。トランスミッションは6速MTと7速ATを選択できる。将来的にはハイブリッドエンジンの搭載を予定している。
|