中国海洋石油総公司は25日、蓬莱19-3油田の原油流出事故による漁業への損害賠償・補償問題について、中国農業省、米コノコフィリップス中国法人と合意したと発表した。コノコフィリップスは河北省と遼寧省の養殖業、および渤海の天然漁業資源への損害賠償・補償に10億元を拠出する。天然漁業資源の回復や漁業資源環境の調査などにも、創設で合意した海洋環境・生態保護基金からコノコフィリップスは1億元、中国海洋石油は2億5000万元を拠出する。
中国海洋石油は原油流出事故による損害への早急かつ理にかなった賠償・補償に向けて、引き続き的確な措置を積極的に講じていく方針を表明。合意に基づく損害賠償・補償、環境保護の実行を促していくとしている。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年1月27日
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