ユネスコ・国連教育科学文化機関のボコバ事務局長は21日、「中国政府は青海玉樹震災の救援活動に大きな努力を払った」と評価した。
ボコバ事務局長は、この日の記者会見で、「私は青海玉樹地震でもたらした多くの被害に悲痛を感じている。また地震発生後、救済の最新の進展状況を見守った。被災地は海抜が高く、気温が低いため、救援活動は多くの困難に見舞われたが、中国政府は被害者救済のために努力したことを理解している」と述べた。
21日、中国は全国で犠牲者のために哀悼活動を行った際、ボコバ事務局長は再び犠牲者に哀悼の意を表わし、「このような災害を前に、中国人民も全人類も団結する必要がある」と述べた。
またこれに先立って、ボコバ事務局長は中国の温家宝総理に書簡を送り、「中国政府が必要であれば、ユネスコは被災地に援助を提供する」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年4月22日
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