中国国家新聞弁公室は22日、定例記者会見を開き、中国青海省地震の救援状況について説明した。被災地で物資の奪い合いが起きたとの報道について、民政部のパン(「店」の辺に龍)陳敏報道官(災害救援司副司長)は「そのような状況は確認していない」と報道を否定、「当初は物資の供給、受領、分配などの段階で混乱が多少生じたこともあったが、措置を講じてからは秩序が戻っている」と説明した。
パン報道館は「そのような報道は見たことも聞いたこともない」と述べた。その上で「地震が起きた14日に被災地入りしたが、被災地でも物資の奪い合いは目にしなかった」と語り、自らの発言の信ぴょう性を強調した。
「人民網日本語版」2010年4月22日
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