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西室座長:心と心が触れ合うような日中関係に

 

第5期中日友好21世紀委員会第1回会合が7日から北京で開かれている。日本側の座長を務める西室泰三氏が8日、会議について紹介した。

西室氏は、米国と日本の2カ国で政権が交代したこと、ヨーロッパにおいて新しいEUの形ができてきたことを例に挙げ、「最近の世界情勢の変化は極めて急激であり、これらは一昨年のリーマンショック、あるいはそれ以前からの金融危機の激動の中で大きな変化がもたらされたと言ってもいいのかもしれない」と述べた。

4回に渡って行われた日中友好21世紀委員会において、非常に幅広い議論や提言が行われ、その中では具体化された提言もある。それだけ、この新しい委員会は両国政府にとって大事な委員会だと言える。

西室氏の話によると、日本側委員の望みは過去の4回をもとにしながら、これまでと違った側面で新しい日中友好関係を討議し、また、中国側委員の理解を得ることだという。

また西室氏は、「日中関係を捉える場合、日中だけでなく、宇宙から見た日中関係のようなもっと広く大きい捉え方がある」とし、具体的に次のように述べた。

「人類の歴史を20万年以上さかのぼると、世界の人々は生物学的な観点では非常に近い関係にあることがわかる。歴史を断片で捉えるのではなく、大きな流れの中で捉えるといった関係の議論を行った。こういった時間的にも空間的にも広がりのある議論は、日中関係というのが極めて大事であるということだけでなく、日中関係を今後友好的に進めていくことが日中両国だけでなく、アジアや世界全体の人々の将来にも貢献するという認識のもとで行っている」。

また会議では、最も重要となる人の交流あるいは教育、文学、メディアの役割、さらに国際関係から見た日中関係の役割を含め、いろいろな分野について意見交換がされた。これにより、友好関係そのものが委員の中でできあがったと同時に、広い分野にわたって討論することに対する大きな期待が生まれたという。

最後に西室氏は、「人の心と心がふれあうような日中関係を作ることが日本側の委員が共有する思い。これを中国側の委員の方々にも理解、共有してもらえたと思っている。今後も、世界の中での日中関係を民間からの立場で幅広く議論、提言していく。今後とも中国側委員やメディアの方々に大きな期待とご理解をお願いしたい」と語った。

「チャイナネット」 2010年2月8日

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