外交部の定例会見で14日、秦剛報道官が内外の記者の質問に答えた。
----中国政府は一貫して、ウルムチ「7・5」事件が世界ウイグル会議を頭とする国外の分裂勢力が煽動したものであることを証明する、確かな証拠があると言っている。中国政府は、世界ウイグル会議の背後に他国政府の支持があると疑っているのか。
私たちは、それがいかなる外国および外部勢力であれ、「3つの勢力(民族分裂勢力・宗教過激勢力・国際テロリズム勢力)」を放任・支持することに断固反対する。私たちは彼らに対し、「東トルキスタン」勢力を含む「3つの勢力」への支持を直ちに停止するよう要求する。国外の「3つの勢力」が近年、中国の国家としての安全を脅かす活動に携わり続け、関係国が彼らをかばい、放任し、資金援助を行ったきたことを証明する、大量の事実がある。私たちは、「3つの勢力」へのいかなる形の資金援助や支持も停止するよう、これらの国々に望み、また強烈に要求する。
----中国とイスラム諸国との関係について。
中国とイスラム諸国との関係は、平和共存五原則、とりわけ相互尊重・平等互恵を基礎に、引き続き前向きに発展していく。中国は数多のイスラム諸国、ムスリムの兄弟が、「7・5」事件の真相を見極められることを希望する。彼らも真相がわかれば、中国の民族・宗教政策、および中国が講じた措置を理解できるだろう。
「人民網日本語版」2009年7月15日 |