中国国営の新華社通信は9日、論評を発表し「民族の団結と社会の安定を積極的に促していかなければならない」と指摘した。
この文章は「敵対勢力が扇動した暴動は社会各界から非難を受けている。国家分裂勢力による暴動の目的は、民族の対立を起こし、安定した社会秩序を壊すことである」と明らかにしている。
文章は、さらに「ウルムチで起きた暴動は、敵対勢力が休まずに政権を転覆しようとする活動を進めており、中国の繁栄を妨げようとする意図があることの警告となった。この事件を通じて新疆の人々は必ず発展の成果と安定の重要性を再認識し、民族の団結を強め、各民族の知恵を一つにして、社会の持続的な発展を促していくに違いない」としている。
「中国国際放送局 日本語部」 2009年7月9日 |