中国共産党新疆ウイグル族自治区ウルムチ市委員会の栗智書記
中国共産党新疆ウイグル族自治区ウルムチ市委員会、ウルムチ市政府は7日記者会見を催し、5日に発生したゆゆしい暴力犯罪事件の処分および関連善後措置を明らかにした。
中国共産党ウルムチ市委員会の栗智書記は席上、「当面、5日の『殴打、破壊、略奪、放火』のゆゆしい暴力犯罪事件で負傷した各民族の人たちはすべて病院で手当てを受けており、落ち着いている。また、民衆の生活、生産の秩序もおおむね回復した。今後も効果的措置を講じ、市内の正常な秩序を維持することに努める」と語った。
栗智書記によると、5日のゆゆしい暴力犯罪事件は中華人民共和国成立いらい、新疆で発生した数回の事件の中でも死傷者数、経済と財産の損害が最もひどく、国内外での影響が最も大きな事件である。犯罪分子による「殴打、破壊、略奪、放火」の行為は、法律をゆゆしく踏みにじる暴力行為である。事件後、政府は重点とみなされる地域、企業、政府機関に対する保護を強化し、とくに市民の生産と生活と密接にかかわる水道、電気、燃料、ガスなどの供応部門への警備とコントロールを強化した。それと同時、生産の安全を重視し、燃えやすく爆発しやすい物品、食品、薬品に対する管理を強化し、生産の安全性を高めるさまざまな措置を実行し、他の事故の発生を防いでいる。また、市場における供応状況を非常に重視し、さまざまな措置をとって市民の基本的な生活品の供給を確保し、市場の安定を保つことに努めている。
中国共産党ウルムチ市委員会、市政府は6日、栗智書記をトップとする善後ワーキンググループを発足させ、一刻も早く死傷者に対する善後処置につとめ、市内のインフラの使用の回復を目指している。政府は店舗や住宅が焼き払われた被害者を適切に再配置し、生産と生活の困難を解決し、その基本的な生活を保障することにつとめている。
「チャイナネット」 2009年7月7日 |