第11期全国政協第2回会議の趙啓正報道官が2日午後に人民大会堂で会見し、国内外の記者の質問に答えた。
----今年で人民政協は成立60周年を迎える。政協は今後どのような改革を行うのか。たとえば発言権の強化などは。
政協にはとても発言権がある。政協はわが国の政治活動において、その発言権の強大さを特色としているとさえ言っていい。政治協商、民主監督、参政・政治議論が、その主たる権能だからだ。政協委員の発言はいずれも建議や意見として関係各方面に書面形式で提出されるし、政協委員は政府活動に対する民主監督権も持つ。このため政協委員の発言権は保障されている。
強い発言権を持つ以上、なおさら私たちは、どのように発言すればより良いか、どのようにすれば中国にとって最も重要な問題を見つめ、社会の発展において改善を要する問題を見つめ、かつ実施可能な提案を示せるかを重視する必要がある。こうした発言であってこそ最も効果的なものとなるのだ。
「人民網日本語版」2009年3月3日 |