韓国聯合ニュースによると、朝鮮は先日訪朝した米国の訪問団に対し、核保有国として米国と直接対話したいとの考えを表明した。アブラモウィッツ元国務次官補らで構成される米国の訪朝団が9日にソウルで行った座談会で明らかにした。「中国新聞網」が伝えた。
朝鮮滞在期間中、朝鮮の金桂冠外務次官が訪朝団と何度も会い、「朝鮮はすでに核兵器保有国だが、核兵器不拡散条約(NPT)体制または国際原子力機関(IAEA)の承認を求めるものではない」と強調したという。
報道は朝鮮のこの行動について、NPT体制下の合法的な核保有国ではないものの、インド・パキスタンモデルで事実上の核保有国として承認することを国際社会に要求するものと解釈している。
訪朝団によると金外務次官は「オバマ政権と直接対話したい」「6カ国協議への出席は望むものではないが、米国との対話に必要な時は応じ得る」と述べたという。
「人民網日本語版」2009年2月10日 |