中国共産党中央は党外の人たちを招いて座談会を開き、農村の改革や発展に関して、各民主党派や全国工商連責任者、無所属の人たちの意見や建議を聞いた。
座談会は胡錦涛総書記が主宰し、中央政治局常務委員会委員の温家宝氏、賈慶林氏、習近平氏が出席した。
胡錦涛総書記は、先ごろ閉幕した第17期中央第3回全体会議の農村改革に関する文献の起草過程と考えを紹介し、参会者に提言を望み、それぞれの意見を真剣に聞いた後、次のように語った。
「わが国は農業大国で、農村人口が多数を占めている。こうした社会条件の下で社会主義の近代化建設を進めるには、農業、農村、農民の問題を全体的かつ根本的な問題として、しっかり取り組んでいかなければならない。この新たな歴史的な起点において農村改革の発展を推し進め、新たな突破をとげるよう努力しなければならない。そして現段階の農業と農村の新しい情勢と新しい課題に面して、必ず農村体制メカニズムを引続き改革しなければならない。また第17期中央が打ち出した、ややゆとりのある社会を全面的に建設するという目標を実現するために、必ず農村の改革と発展を速めなければならない」
「ややゆとりのある社会を全面的に建設するという目標を達成し、中国の特色ある社会主義事業を切り開くには、農村の改革は依然としてわが国の改革における重要な部分であり、農業と農村の発展は変わらずわが国の発展に影響する戦略的な基礎である。農村の改革と発展をうまく処理できれば、改革・開放全体の主導権を把握することができ、わが国の経済社会の次の段階の発展を牽引することができる」
「チャイナネット」2008/10/14 |