北京天壇の祈年殿
聖火の灯った鉢を持つ金晶さん(左)
パラリンピックの聖火採火式
パラリンピックの聖火採火式
北京パラリンピックのボランティアたち
パラリンピックの聖火採火式が28日午前、北京の天壇で行われた。天壇は中国古代に天に対して祭祀を行った場所で、ここで採火式を行うことは、中国伝統文化の核心理念である「天人合一(人の言行は天の意志と合致する)」を意味し、「人と自然の調和」に対する中国人の追求を体現するとともに、北京パラリンピックのエンブレム「天・地・人」の理念とも合致する。
パラリンピック聖火リレーは今月29日から9月6日の9日間、「超越・融合・共享」をテーマ、「情熱を燃やし、愛を捧げよう」をスローガンとし、国内外のランナーが中国11の省・自治区・直轄市にある11都市を約1万3000キロにわたってつないでいく。ルートは「中華文明」と「時代風采」の2つあり、同時に北京から出発し、西安・呼和浩特(フフホト)・長沙・南京・洛陽を巡る「中華文明ルート」では中華文明の悠久の歴史と壮大で美しい自然の景観を、深セン・武漢・上海・青島・大連を巡る「時代風采ルート」では中国改革開放の過程でけん引的な役割を担った東部沿海地域の経済発展と同時に、中部地域の経済の飛躍的成果を披露し、中国改革開放の成功と時代の様相をまとめて紹介する。
「チャイナネット」2008年8月28日
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