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五輪開幕以来、公衆衛生上の緊急事態の報告はゼロ

 

北京市衛生局の鄧小虹副局長(報道官)は17日、「2008北京国際プレスセンター」で行われた「北京五輪と都市医療保障」に関する記者会見で、「五輪開幕以来、北京市の医療衛生保障事業の状況は全体的に平穏で、正常に営まれ、飲み水の汚染や感染症の拡大といった公衆衛生上の緊急事態の報告はなく、国際オリンピック委員会(IOC)の役員から感謝と評価を得ている」と述べた。

鄧副局長は「各五輪施設では7万人余りの職員に対する自主的な健康検査を毎日行い、異常のあった者には必要な診療と予防的な措置を施すことで、感染症の発生と蔓延を早期に発見し、抑え込むようにしている。また、公共の場の大気の汚染度を毎日リアルタイムで遠隔観測している。現在のところ監視・観測活動は全体的に平穏に行われ、重大な食中毒・飲み水の汚染・感染症の拡大といった公衆衛生上の緊急事態の報告はない」と述べた。

医療保障面では8月7日から15日までに北京市では五輪関係者延べ7397人が診療を受けた。このうち指定病院では1445人が診療を受け、47人が入院した。選手のケガは931例あったが、大部分が以前からの故障で、いずれもしかるべき治療が施された。

「人民網日本語版」 2008年08月18日

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