胡錦濤国家主席(中共中央総書記、中央軍事委員会主席)は、四川大地震の避難住民が大量のテントを急遽必要としていることを非常に重視し、22日午前に中共中央政治局常務委員会会議を招集し、引き続き震災救援活動を全力で達成すべく検討を進めた。会議後、胡主席は直ちに浙江省湖州市へ赴き、被災者用テントの生産状況を視察した。
今回の大震災では多くの家屋が倒壊したうえ、郷里の再建には一定の期間を要すことから、被災者にとってテントは雨風を避ける仮の家となっており、需要が高い。この状況に中央政府は、万策を尽くしてテントの生産と輸送を加速することを決定し、1カ月以内に90万張のテントを被災地に供給するよう指示した。テントメーカーの集中する浙江省が、その任務を担っている。
写真:テント工場の従業員と親しく言葉を交わす胡主席。胡主席は、生産を加速し、品質を確保することで、震災救援闘争の勝利に積極的に貢献するよう求めた。
「人民網日本語版」2008年5月23日 |