衛生部、国家食品薬品監督管理局、国家中医薬管理局はこのほど、被災地における医療支援活動、食品と医薬品の安全管理を着実に行い、感染症の発生と拡大を防止するよう指示する通達を出した。
衛生部は被災地の医療機関に対し、救援活動の適切な実施、安全管理の強化、二次災害の防止に加え、危険な建物の使用を停止して患者の安全と秩序ある効果的な医療救援活動を確保するよう指示。衛生部門と中国医学部門に対しては、医療支援活動の実情に鑑み、被災者が集中する避難区域への診療所の設置を指示した。
被災地の各級の関係部門は、予防を柱とする方針を貫徹し、食品・飲み水・環境の衛生管理を強化し、病気の予防と健康に関する啓蒙活動に力を入れ、感染症の発生と拡大、食中毒や食品による病気の発生を防止し、感染症や公共衛生上の突発事態の監視・報告制度を遵守し、予防措置を速やかに講じ、感染症の拡大を効果的に抑え込まなければならない。また、被災者や救援要員に予想される心の問題を重視し、速やかに危機介入を行い、心身の健康を守らなければならない。
「人民網日本語版」2008年5月15日 |