国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠副局長は13日の会見で「中国製ギョーザ中毒事件は残留農薬が引き起こした構造的な食品安全事件ではなく、個別の事案だ。本件とオリンピックの食品とは何の関係もない」と表明した。
魏副局長は記者の質問に対し「今回の事件で国際社会が中国食品の安全性に懸念を抱くのは正常な反応だが、その必要はない。これまでの調査から見て、本件は個別の事案であり、食品安全体制の問題ではない。中国政府と北京五輪組織委員会は、整った、効果的な食品安全管理体制を構築した。オリンピックの食品の安全は完全に確保されている」と述べた。
また同局の李長江局長は「中国政府はかねてより、製品の品質と食品の安全を高度に重視している。国内用食品にも輸出用食品にも厳格な管理・生産基準がある」と述べた。
「人民網日本語版」2008年2月14日 |