中国外務省の姜瑜報道官は24日、北京での定例記者会見で、「一部の組織がオリンピックを利用して話題を作ることは、オリンピックの準備作業への妨げと破壊である。中国は断固として反対する」と明らかにした。
記者会見で、国際社会では、中国政府のダルフール問題への対応とオリンピックを関連付ける人がいるが、中国政府はどう考えているかとの質問が出た。
これに対して、姜瑜報道官は、「中国政府はこれらの非難を受け入れられない。中国はスーダンのダルフール問題において積極的かつ建設性のある役割を果たしている。一部の組織がダルフール問題を北京オリンピックと関連させることは、政治的な考えによるもので、オリンピック精神と原則に背くものである。中国はオリンピックを政治化することに断固として反対する」との考えを示した。
「CRI」 2008年1月24日 |