中国初の月探査衛星「嫦娥一号」の打ち上げの時期が確定、現時点での予定では10月22日から25日の間に定まった。西昌衛星打ち上げセンターが15日午後、発表した。同センターでは緊張のなかにも着々と準備が進んでいる。「新聞晨報」が伝えた。
打ち上げセンターの責任者の話では、現在、同衛星はキャリアロケットの「長征三号甲」とともにすでに発射台に据え付けられ、最後の点検が行われている。
同衛星の順調な打ち上げ確保のため、西昌衛星打ち上げセンターは、2号、3号の発射台どちらにも数十項目にのぼる技術改造を行った。現在、二つの発射台はどちらにも「嫦娥一号」を打ち上げる能力が備わっている。宇宙専門家によると、グレードアップ後の3号発射台は世界でも最先端の発射台の一つとなっている。
「人民網日本語版」2007年10月16日 |