胡錦濤国家主席は30日、香港特別行政区の歓迎晩餐会で重要演説をした。胡主席は香港の人々が広く国家を愛し、香港を愛する心の下に密に団結し、国の利益を守り、香港全体の利益を守るために共に奮闘し、香港の長期的な繁栄と安定の維持・促進をたゆまず堅持するよう期待すると述べた。
胡主席は次のように述べた。
現在の香港は自由港、国際金融、貿易、水運の中心としての地位を引き続き保ち、経済は持続的に成長し、社会の安定は維持され、住民生活は持続的に改善され、民衆の自信は明らかに強まり、国際的影響力が日増しに拡大している。香港返還以来の実践は、障ナ小平氏が提起した「一国二制度」の合理的構想が、歴史によって残された香港の問題にとって最良の解決策であるばかりか、香港返還後の長期的な繁栄と安定を保つための最良の制度的措置だったことを証明している。「一国二制度」の実行は、香港にとって、国家にとって、各国の投資家にとって、地域の経済発展にとって利益がある。われわれは、時間の経過と実践の深まりと共に、「一国二制度」の強い生命力が必ずやさらに表現され、必ずやさらに広く認められ、支持されることだろうと固く信じている。
「人民網日本語版」2007年7月1日 |