8月27日、北京国際図書博覧会会場で『支那事変画報』の原本を来場者に見せる張基祥氏。張氏は『鉄証 動かぬ証拠 日本軍が自ら記録した対中国侵略犯罪の証拠』の作者の1人。当日、中日英3カ国語で出版された同書が北京国際図書博覧会で展示された。同書は第2次世界大戦中に日本で発行された『支那事変画報』の写真約500枚と関連資料を集めた初の出版物。『支那事変画報』の内容は第2次世界大戦中に日本軍従軍記者が撮影・記録したもので、日本が当時戦績を宣伝するために発行していた戦況報告である。日本は敗戦後国内で同画報に対する大がかりな廃棄を行っており、現存する画報には貴重な歴史価値がある。
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