■初めて登場する日本チームの頭脳は超一流
番組のディレクターは、「我々は日本側と何度も会議を重ね、具体的な協力の仕方や日程などを調整した。日本側は積極的に日本国内のトップクラスの頭脳を持つ人物を推薦してきた。それが、郡司光貴さん、笹野健夫さん、原口証さん、神童の辻窪凛音さんだ。日本の参加選手のプロフィールには驚かされた。日本人選手は確かに超人的な実力を有している。国内で1位、2位というだけでなく、国際大会でも極めて優秀な成績を残している。郡司さんは世界ルービックキューブ大会で、わずか7秒という記録で3位に輝いている。笹野健夫さんはかつてフラッシュ暗算が流行し始めた頃に、世界大会で優勝を飾った。同時にフラッシュ暗算ギネス記録保持者でもある。70歳に近い原口さんは、円周率10万桁まで暗記している。わずか9歳の辻窪凛音ちゃんはさらに非凡な才能を持つ。凛音ちゃんは小学校1年の7歳の時に、日本の暗算検定の最高位である10段に合格。10段の合格率は0.1%という難関だ。日本のバラエティ番組に何度も出演し、天才的な暗算能力を披露しているため、日本では非常に有名で、国民的な神童として知られている。
「日本側は『最強大脳』との協力を非常に強く望み、超一流の頭脳を誇る選手をそろえてくれ、我々を感動させた。このおかげもあって、今回の「最強大脳」で日中対抗戦が実現できることとなった。日本選手の脳力には、本当に驚かされるが、中国チームも決して負けていない。我々は今回あえて速算の神童こと項天佑や呉仁竣、王昱珩を選んで対戦させることにした。選抜大会では、非常に優秀なパフォーマンスを見せていた選手ばかりで、全員、視聴者からの人気も高い。準備期間にもハードなトレーニングを積んできた。今回の脳力競技対抗戦が、中日双方にとって非常にいい交流と進歩の場となることを信じている」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月13日 |