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北京週報>>中国と日本  
デザイン界の巨匠・榮久庵憲司氏が逝去 中国との深い縁

■榮久庵憲司氏がデザインしたもの

「デザインでいかに生活を改善し、人類社会を平和で協調的なものにし、社会問題を解決するか?」。これは、榮久庵憲司氏が一生をかけて考えてきた問題であり、「ユニバーサルデザイン」と呼ばれる組織の理念でもある。

では、榮久庵憲司氏やGKデザイングル―プはいかにしてデザインで世界を変えたのか?作品が多すぎるので、ここでは代表的なものを紹介する。

○キッコーマンしょうゆ卓上びん

1961年より以前、日本の醤油は1.8ℓの瓶に入っていた。重くて見栄えがよくないだけでなく、醤油を注ぐときに液だれした。この問題に気付いた榮久庵憲司氏は、醤油メーカーのキッコーマンのために新しい瓶をデザインした。

この瓶は小ぶりで持つのにも便利で、注ぎ口が内側に向かって少し傾斜しているため液だれをしない。このデザインは、キッコーマンの醤油を爆発的にヒットさせ、他の国・地域の醤油瓶のデザインにも影響を与えた。そして、まさにこの商品で、榮久庵憲司氏の名声も高まり、より多くのデザインを手掛ける機会に恵まれた。

○秋田新幹線「こまち」の車両デザイン

秋田新幹線「こまち」の車両デザインも榮久庵憲司氏が手掛けた。日本のアニメ「超特急ヒカリアン」にもこまちをモデルとする鉄道車両が登場する。

 

 

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