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北京週報>>中国と日本  
中国の小中学生、鹿児島でホームステイ

中国少年友好交流訪日団の教員・生徒たち、日本側のホームステイ受け入れ先家族、京セラ職員の集合記念写真

中国の小中学生たちが1日から4日まで鹿児島県に住む日本人の家庭でホームステイを行った。これは、京セラ株式会社が招待した第15回中国少年友好交流訪日団の活動の一環だ。同訪日団に参加した中国の小中学生30人は、現地の同い年の子供がいる15の家庭でホームステイを行い、共に各種の見学・交流イベントに参加し、中日の青少年間の友情を深めた。今回の交流団は広東省東莞市内の小中学校十数校の教員・生徒で構成された。新華網が伝えた。

国分市で2日に行われた京セラ「納涼夏祭り」に、15の「臨時」の家族が一堂に会した。夏祭りが正式に始まる前、東莞市石竜鎮から来た小学校4年生の黄家俊君と5年生の蒋叡賢君は2人のホームステイ受け入れ先の谷口一家とともにかなり早めに会場に到着していた。谷口家の長男を交えた少年3人は興味深そうに氷の彫刻のデモンストレーションの前に集まり、それを見ながら身振り手振りで交流を行っていた。黄君に自分が言ったことを相手はわかってくれるかと聞いたところ、大きな目をぱちくりさせながら、「もちろんわかってくれる。今回、初めて氷の彫刻を作るところを見たので、すごく面白かった!」と語った。1歳になったばかりの幼い息子を抱いた谷口夫人は柔らかい微笑を浮かべながら子供たちを見つめていた。中国人である夫人は、「長男はあまり中国語は話せないが、聞き取ることはできる」と語った。また、京セラで自動車部品の設計を行っている谷口さんはホームステイの受け入れ先となった経緯を中国語で語った。「上海に赴任していた時、現地の中国人の同僚と深い友情を築いたほか、縁あって中国人の妻と知り合って結婚をした。会社が中国の小中学生のホームステイ先を募集していると知って、迷わず申し込んだ。現在、日中関係はあまり良くないが、民間の関係は決して悪くない。これを続けていくことで、国家の関係もいつか必ずよくなるだろう」。

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