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北京週報>>中国と日本  
日本在住作家・李長声の随筆集発表 「知日派」が語る日本

李長声氏によると、「中国に対する日本の研究と解釈にはしばしば時間差という問題が存在する。日本の中国理解は古代に遡ったものであることが多いが、それは日本人が自らの歴史をそこから演繹しようとするためだ」。

李長声氏は、「中国人は、ここ百年余りの日本に対する激しく複雑な民族的情緒を持っている。そのため日本に対する理解は、周作人がかつて言った『平心静気之観察』(冷静な観察)ではあり得なくなっている。中国人読者はもともと日本への関心が高い。日本文化が様々な面から伝わることで、日本を知りたいという中国人はますます増えていくだろう」と述べた。

随筆叢書「長声閑話」は、三聯書店が作家一人を対象にして初めて打ち出した個人作品集(精選集)。これまでに発表された随筆作品から優れたものを選び、内容に応じて分類した。「美在青苔」(美は青苔に宿る)、「喫魚歌」(魚食い歌)、「系緊兜襠布」(ふんどし締めて)、「阿Q的長凳」(阿Qの長椅子)、「太宰治的臉」(太宰治の顔)からなる。全面的かつ立体的に作者の随筆をまとめたこの叢書では、豊富で多元的な日本文化の姿が描き出されている。(編集MA)

「人民網日本語版」2014年8月5日

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