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北京週報>>中国と日本  
1年間で3人の中国人が日本人の命を助ける

 

しかし、青さん本人はというと、「現場に一番に駆け付けた人なら、誰でもしなければならないことをしただけ」と謙虚に語り、火事発生直後に岡山西警察署が勇気ある行動を称え表彰したいと伝えた時も、固辞した。そして、日本の社会から称賛の言葉を浴びても、「自分のしたことは取るに足りないこと」と謙虚な姿勢を保っている。

2013年9月16日午後5時ごろ、中国人留学生の厳俊さんは大阪淀川の堤防沿いをジョギング中、「助けて」という声を聞き、濁流にのまれる小学4年の男児(9)を発見。近くの人が持っていたロープを体に巻き付けて川に飛び込み、男児を右手でつかんで助け出した。厳さんの勇気ある行動に対して、天皇陛下が、内閣府として「紅綬褒章」を授与。安倍晋三首相も、首相官邸で感謝状を授与した。厳さんは、「本能で行動した。男児の国籍とか身分を考えることはなかった。自分がすべきことをしただけ。もし同じことがもう一度起こったら、同じことをする」と語っている。

13年12月22日午前8時27分、東京都・東大和市の駅構内で、男性一人がホームから線路上に落ちた。それを目撃した在日中国人の付鴻飛さんはすぐさまホームから飛び降り、現場に居合わせた他の乗客と一緒に、転落した男性を救助した。付さんの勇気ある行動に対する感謝を表すため、北多摩西部消防署は、感謝状を授与した。付さんは取材に対して、「取るに足りないこと。緊急時に、国籍など関係ない。人を助けるのは当然のこと。これがきっかけで、中日の民間の感情にプラスのエネルギーがもたらされれば」と語った。

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